仮想通貨

【8割の人が損してる】「販売所」と「取引所」でビットコインにかかる手数料が違いすぎる件について

どうやら仮想通貨って「販売所」と「取引所」の両方で買えるみたいだね。どっちで買ったらいいの?

今日はこんなお悩みにお答えします。

仮想通貨はコインチェックやGMOコインなどといった仮想通貨取引所で購入します。

しかし、購入の場所が「販売所」と「取引所」の2ヶ所に分かれているのです。

実はこの2つの違いを理解してなくて「大損してしまう」なんてこともあり得るので、

しっかりと両者の違いを理解しておきましょう!

では、どちらの場所で仮想通貨を購入したら良いのか?

「販売所」と「取引所」両方を徹底的に比較しながら見ていきましょう!

販売所とは?

仮想通貨の「販売所」とは、

ユーザー(買い手)が、コインチェックなどの仮想通貨取引所(売り手)と直接取引をするところです。

コインチェックなどの仮想通貨取引所が持っているビットコインを私たちユーザーが買うイメージです。

仮想通貨の売買価格は、

あらかじめ仮想通貨取引所が設定した価格で取引が行われます。

取引所とは?

仮想通貨の「取引所」とは、

仮想通貨のやり取りが買い手と売り手のユーザー同士で行われます。

仮想通貨を買いたい人と売りたい人とが集まる場所といったイメージです。

仮想通貨を“古着”と例えるなら、

「販売所」はブックオフのような店舗から古着を買うイメージで、「取引所」はメルカリのようなフリマアプリで買うイメージです。

じゃあ、自分の好きな価格で売買できるの?

答えは「はい」です。

しかし、「取引所」は買いたい人と売りたい人が集まっているわけですから、

利害が一致しないと取引が成立しません。

イメージはこんな感じです。

「〇〇円で買いたい!」という買い手と「○○円で売りたい!」という売り手が金額を設定し合って、お互いの希望が合えば取引が成立します。

一人だけあり得ない価格提示をしていても、利害が一致しないので、一生取引が成立しないのです。

あくまでもコインチェックのような仮想通貨取引所は、取引の場所を提供してあげてるだけということです。

実際の取引画面はこんな感じです。

上が「売りたい人」で、下が「買いたい人」です。

このように自分の希望額を提示し合って、売りたい人と買いたい人の価格が一致したもの同士が取引成立というような仕組みになっています。

実際に注文を出すには、この画面の「レート」というところに自分希望価格(あくまでも取引が成立しそうな範囲内の額)を入力します。

後は「量」を指定して、「売り」か「買い」か決めて注文するだけです。

初心者にとって「取引所」での購入は少し難易度が高いです。

ゆうちき

「取引所」での取引のやり方については、別の記事でくわしく解説します!

販売所のメリット・デメリット

販売所のメリット

販売所のメリット

①注文がとにかく簡単
②すぐに注文が成立する

メリット①注文がとにかく簡単

これが実際の取引画面(PC)です。

注文の際にすることはたったの2ステップです。

ビットコインを買いたい量を決めて、「購入する」のボタンを押すだけ!

仮想通貨取引所があらかじめ取引価格を決めてくれているので、その価格にしたがって買うだけになってます。

めちゃくちゃ簡単ですよね!まさにネットショッピングを利用するのと同じ感覚でビットコインを購入することができます。

メリット②すぐに注文が成立する

「販売所」で取引をすると約定までのスピードがとにかく速いです。

「約定」とは、、、
仮想通貨取引などの取引が成立することを指します。

先ほどお伝えした通り、

「取引所」の方では売り手と買い手の価格提示が一致しないと約定しません。

しかし、「販売所」では金額が指定されているので注文が通らないことがありません。

早く確実に取引を行いたい時オススメです。

販売所のデメリット

販売所のデメリット

スプレッドが高い(最重要)

デメリット|スプレッドが高い

今回の記事で最もお伝えしたかったところです。

販売所には「スプレッド」という手数料のようなものが設定されています。

「スプレッド」とは、売値と買値の差額のことです。

買うときには実際の価格よりも高い値段で仮想通貨を購入しなければならないし、売る時は実際の価格よりも低い値段で売らないといけません。


なんでそんなことするの?

それは、投資家が短期間で利益を稼ぎまくることを防ぐためです。

もし購入価格の方が低く設定されていたら、

「購入した後すぐに売る」ということを繰り返せば永遠に利益を出せるようになり、

全ての投資家は当然これを繰り返すようになります。

そこで、購入価格のほうを高く設定することによって、

仮想通貨を購入したあとすぐに売りに出したとしても、利益がでないような仕組みになっているのです。

ゆうちき

では、まったく同じ時間(2022/2/21/12:45)の「販売所」と「取引所」のビットコインの購入価格の違いを見てみましょう!

「販売所」 1BTC=4,623,500円

「取引所」 1BTC=4,484,436円

なんと139,064円もの差が!

皆さんがもし1BTCを購入するとしたら、「販売所」で購入するだけで約14万円もスプレッドという手数料を取られてしまうのです。

なんとも恐ろしい話ですよね(笑)

でも、僕たちみたいに0.001BTCしか買わないような人には関係ないんじゃない?

これは半分正解で、半分間違っています。

確かに小数点単位でビットコインを買う人は、このような十数万単位のスプレッドは取られることはないでしょう。

しかし、たとえ先ほどの画像と同じ価格のビットコインを0.01BTC購入すると、

0.01BTCだけ購入する時の購入価格の差

「販売所」 0.01BTC=46,235円
「取引所」 0.01BTC=44,844円

差は、1391円になる。

たった0.01BTCのビットコインを買うときでさえ、1,391円も購入価格が違ってくるのです。

1,391円を運用で得ようと思うと、簡単に得られるようなものではありませんよね!

ぜひ、このことを肝に銘じておいてください。販売所で買うのが楽だからといって1000円ほどの小さな額でも繰り返すと、とんでもなく損をすることになりますよ!

取引所のメリット・デメリット

取引所のメリット

取引所のメリット

①スプレッドが安い
②指値でなるべく安く買える

メリット①スプレッドが安い

取引所は、取引価格をユーザー同士ですり合わせて決めています。

コインチェックのような仮想通貨取引所が価格を設定しているわけではないので、買値と売値の差(スプレッド)が生じにくくなっています。

なので、販売所より安い価格で購入することができます。

メリット②指値でなるべく安く買える

指値注文とは、希望する売買価格を指定して発注する方法です。

「今、1BTCが500万だけど490万円で買いたいから、490万で指値注文する」

このように注文しておくと、実際にビットコインの価格が490万円になったときに注文が確定されます。

「取引所」は指値注文ができるので、自分が希望した価格で取引をしたいユーザーがいれば取引が成立となり、

通常より安い価格でビットコインを購入することができます。

取引所のデメリット

取引所のデメリット

①取引が成立しない場合がある
②初心者には操作が難しい

デメリット①取引が成立しない場合がある

「取引所」は、よくも悪くもユーザー同士で全てが完結します。

もしあなたが希望の価格を指値で注文したとしても、それを受け入れてくれるユーザーがいないといつまで経っても取引が成立しないことがあります。

「なるべく安く買いたい」からといってあまりにも低い金額で指値注文してしまうと、

希望価格で売ってくれるユーザーが見つからないまま、ビットコインの金額が上がっていくということも十分にあり得ます。まさに機会損失ですね。

欲張った金額提示をしてしまうと、市場に取り残されてしまいます。

なので、相手が見つかりそうなちょうど良い金額で注文するようにしましょう!

ゆうちき

取引所では欲張らないこと!

デメリット②操作が難しい

「取引所」は販売所にくらべて、操作が難しいです。

販売所は数量や金額を決めて、購入ボタンを押すだけで取引が完結しましたよね?

「取引所」はそんな簡単にはいきません。僕も最初はすごく苦戦しました。

実際の取引の流れはこんな感じです。

まず、買い板/売り板というところで取引が行われているので、

そこで現在の市場の動きを見ます。

次に、自分が取引したい価格が決まったら、「レート」と「数量」を指定して注文を出す。

このような流れです。

慣れるまでは多少の時間がかかりますが、慣れてしまえば時間はかからないので初心者の方もチャレンジしてみることをオススメします!

結論|数万円以上の取引は絶対「取引所」で!

ここで最後に「販売所」と「取引所」の違いをおさらいしましょう。

「取引所」と「販売所」の違い

「取引所」ユーザーが、コインチェックなどの仮想通貨取引所と直接取引をするところ。売買価格はあらかじめ取引所が設定した金額で取引が行われる。

「販売所」仮想通貨のやりとりが買い手と売り手のユーザー同士で行われる。価格は取引に参加しているユーザーが決めていて、買い手と売り手の価格が一致したときに取引が成立する。

もうここまで読んでいただいた方はお分かりかと思いますが、

仮想通貨を買う時はスプレッドが少ない「取引所」がオススメです!

取引所はユーザー同士で価格を決めており、売値と買値の差(スプレッド)がとても低いのが特徴です。

なので取引所でビットコインを購入すると、より現物に近い価格で購入することができます。

一方「販売所」は、

コインチェックのような仮想通貨取引所が、売買価格を設定してくれているので、

購入する時はボタン1つで完了するという「使いさすさ」はありますが、

その分スプレッドが高く設定されているのです。

高い価格で買う時ほど、スプレッドには気をつけましょう!!

初心者は「販売所」でもOK

「販売所」の方が簡単そう。絶対に「取引所」じゃないとダメ?

僕の結論は、「初心者の方は販売所でもOK」です。

理由は2つあります。

初心者は「販売所」からでも良い2つの理由

①圧倒的に使いやすい
②500円くらいの少額ならスプレッドも大した額ではない

まず、やはり販売所は圧倒的に初心者の方に優しいです。

購入価格はあらかじめコインチェックのような取引所が設定してくれているし、量さえ指定すればあとは「購入する」というボタン1つを押すだけで購入が完了します。

まさに、ネットショッピングをしているのと同じ感覚でビットコインが購入できます。

また、1度の取引が500円〜1000円程度でしたら「スプレッド」も数十円の世界なので、そこまで気にすることはないでしょう。

僕は少額の取引なら、スプレッドうんぬんという話よりは「いかに早く投資を始めるか」というスピード感を重視した方が良いと思っています。

まずは「やってみる」ことが一番大切だと思うので今日からスタートしてみましょう!

ゆうちき

取引の額が大きくなってきたら「取引所」で取引するようにしましょう!

コインチェックの「自動積立サービス」が有能すぎる

初心者の方が販売所で取引をするなら、圧倒的にコインチェック」 がオススメです。

なぜなら、

コインチェック数ある仮想通貨取引所の中でも圧倒的に使いやすいですし、「自動積立サービス」が優秀すぎるんです。

参照元:コインチェック公式

「自動積立サービス」とは、あらかじめ指定した金額を指定したペースで、自動で仮想通貨を買い付けてくれるサービスです。

資金はご自身の登録した銀行口座から勝手に引き落とされるので、

一度設定さえ終わらせておけば、面倒な購入作業も不要なのですごく便利です。

口座振替手数料や積立サービスにかかる手数料も無料なので、

ビットコインデビューしたい仮想通貨初心者の方はコインチェックで口座開設することをオススメします!

それではこれで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さんの明日が少しでも明るくなりますように!
ばいばーい!