資産運用

【20年間で550万の差】「複利」の力をフル活用しよう!!

こんにちは、ゆうちきです!

さて、今回は投資信託で資産運用をおこなう上で欠かせない「複利」というものについて解説していきたいと思います。

その前に、「投資信託についてあまりよくわかってないんだよなあ、、、」という方はこちらの記事から読んでみてください!!

人類最大の発明?!「複利」ってなに??

みなさん、「複利」という言葉を聞いたことがあるでしょうか??

「投資に関してはまったく無知だよ!」という方は私生活で耳にすることは少ないと思います。

実はこの「複利」というもの、

あの発明家『アインシュタイン』が「複利は人類最大の発明だ」と言ったことでもよく知られているんです。

一般相対性理論をはじめ、数々の発見をしてきた歴史上でものすごい方であるアインシュタインが人類最大の発明というほどですから、よっぽど「複利」というものの凄さがお分かりいただけると思います。

では、「複利」とは一体何なのでしょうか??

まず、お金の増え方には「単利」と「複利」2種類があるんです。

単利
発生した利息(利益)を投資元本に組み入れずに計算する方法

複利
一定期間ごとに支払われる利息(利益)を元金に組み入れて計算する方法

簡単に言うと「単利」というのは、「投資で得た配当はそのつど自分の財布にいれちちゃおう!」というものです。

どういうことかというと

100万円で投資を始めて、5%の利回りで運用できたとします。そして100万円の運用によって得た配当をそのまま引き出します。そして、得た配当を元本(100万)に組み入れず、100万で再スタートする。といった形です。

一方、「複利」は投資で得た利益はどんどん投資の資金に回していこう!」というものです。

さきほどと同じように、100万円で投資を始めて、5%の利回りで運用できたとします。ここで5万円の利益がでるわけですが、そのまま次の運用に含めるので、投資次の年は105万でのスタート。

というわけです!!

投資信託では、収益の配当金が支払われます。
その受け取る配当金を現金化せず、投資信託をつづける上での資金をより大きなものとして育てていくのです!

これが、複利(再投資型)というものです。

二つの運用方法のちがいで、以下のような運用成績のちがいが現れます。

そして、資産運用をおこなう上でどちらの方が良いかは分かりますよね??

当然「複利」というわけです。

再投資型の複利での運用は、雪だるま式に利子が増えていき、
投資期間が長ければ長くなるほど莫大な効果を発揮してきます。

20年間で550万円の差?!

さて、なにやら550万円というでかい数字がでてきました。

「550万はほしいでしょ!!!!」

って方がほとんどだと思います(笑)

そこで「複利」が重要になってくるんですよね!

例えば、、、

つみたてNISAの「毎年、年間上限積立額の40万をつみたて、20年の間5%の利回り」で運用できたとします。※つみたてNISA…投資商品の売却益や配当、分配金などの運用益にかかる税金が20年間まったくかからない制度

元本は合計すると

40万×20年間=800万円

ですよね?

それが、5%の利回りの複利運用だと

13,887,701円

まで膨れ上がるんです!

一方、同じ条件で「単利」だと

40万円の5%である20,000円が、20年間積もっていくだけなので、単利での運用成績は

8,400,000円

となるわけです。

一目瞭然ですよね?!

これが、単利と複利の大きな差で「20年間で約550万の差」というわけです!

かつて、アインシュタイン博士が複利の概念こそ「人類最大の数学的発明だ」と述べたことでも有名です。

投資信託を長期で続ける際には、複利(再投資型)で運用するようにしましょう。

是非覚えておきたい「72の法則」

そして、複利に関しておぼえておきたい一つに「72の法則」というものがあります。

計算?法則?と、難しく考えなくて大丈夫です!!

「~%の利回りで運用できたとき、元本を2倍に増やすことができるのは何年後かな、、、

というときに、簡単に計算ができてしまうときに活用できるものです!!

【72の法則】

72÷利率=2倍になる年数 

例えば、先ほどのように5%で運用できた場合

72÷5%=14.4

この場合、14~15年で約2倍になるということになります。

まとめ

「複利」がどれだけ強力なものかわかっていただけましたか??

利子が元本にどんどん組み込まれていくことにより、雪の上を転がる雪だるまのように大きくなっていきます。

ただし、大きなポイントがあります。

それは、

『複利』の力を最大限に発揮するには、長期で運用しないと意味がない。

長期で運用すればするほど、「複利」の力は大きくなっていきます。
その力を最大限に働かせるためにもなるべく長期投資を心がけましょう。


最後までみていただいてありがとうございました!

それでは皆さんの明日が今日よりも良いものになりますように!!

株式投資は自己責任です。あくまでも余裕資金で、無理のない投資を心がけましょう。一つの情報だけではなく、様々な情報を取捨選択し、正しいお金の知識を身に付けることが大切です!