仮想通貨

コインチェックとGMOコインどっちが良い?決着をつけるために徹底比較してみた!

最近の投資ブームの中でも注目を集めているのが仮想通貨。昔は「正体が分からない通貨」として怪しまれてきましたが、今では数々の企業や投資家が仮想通貨を保有しており、その市場規模はすごく拡大しています。

しかし、まだまだ一般的にみると仮想通貨を保有している人は少ないです。

口座開設をするにあたって、仮想通貨取引所についてしっかり理解を深めておけば、

いざ投資を始めても安心して続けられると思います。

今回は、そんな仮想通貨デビューにあと一歩踏み出せない方必見です!

「コインチェック」「GMOコイン」ってどっちもCMでよく見る!

でも、結局どっちが良いかなんて全然分かんないや、、、。

このようなお悩みを抱えている方に向けて、今回の記事を書きました!

コインチェックとは?

コインチェックは、

2012年に設立されたコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。

2016年には株式会社イーネットワークシステムズと業務提携し、

日本初となる電気代のビットコイン支払いサービスである「Coincheckでんき」をリリースしました。

実は、コインチェックは2018年1月にハッキング被害を受けてしまっています。

しかし、

その後、東証1部上場企業の「マネックスグループ株式会社」に買収されました。大手証券会社を運営しているマネックスグループの傘下に入ったことで、大きく信頼性を取り戻すことに成功しました。

みなさん、このCMを見たことないですか?笑

YoutubeやテレビCMなどで一度は見かけたことがあると思います。

謎の女性と松田翔太さんのやりとりがシュールでなんだかクセになるCMですよね、、、笑

まさにこれがコインチェックです。CMをよく見かけるようになっただけでもコインチェックの規模が大きいことがわかりますよね!

コインチェックでは17種類の仮想通貨を取り扱っており、その数は国内最大級です。

GMOコインとは?

GMOコインは、東証一部上場企業である「GMOインターネットグループ」が運営する取引所です。

GMOグループは「GMOクリック証券」というネット証券会社を運営しており、

高い安全性に関して定評があるといえるでしょう。

もちろん2017年には金融庁から「暗号資産交換業者」としての認可も受けています。

GMOコインの一番の特徴は「幅広い取引サービス」です。

【GMOコインの取引サービス】

・販売所
・取引所(現物取引)
・取引所(レバレッジ取引)
・暗号資産FX

このようにGMOコインは取引環境がとても充実しており、初心者から上級者まで多くの人が使いやすい取引所になっています。しかも、スマホアプリひとつでこれらのサービスを利用することができるので手軽さが評価されている印象です。

コインチェックとGMOコインを徹底比較!!

では、コインチェックとGMOコインのおおまかな特徴を抑えたところで、

細かい比較をしていきたいと思います。さっそくですが、結論をまとめました!

このように特に大きな差はないといった感じで「絶対にこっちが良い」ということはありませんが、

細かいところで様々な違いがあります。

自分にはどっちが適しているのかを考えながら、今回の解説記事をご覧ください!

ゆうちき

僕が実際に使ってみた感想を交えながら解説していきます!

「取扱い通貨数」で比較

取扱い通貨数で比べると、

コインチェックが「17種類」でGMOコインが「14種類」

とコインチェックに軍配が上がります。

取扱い通貨が多いことでどんなメリットがあるの??

1番のメリットは、「投資の幅が広がる」ことでしょう!

取扱い通貨数が多い方がボラティリティの高いアルトコインや草コインと呼ばれる通貨に投資することができ、投資の幅が広がるので、楽しく仮想通貨取引ができるといえます。

現に、2021年にコインチェックが取り扱いを開始した「エンジンコイン」に関しては、

上場直後に約40円で取引されていたものが、3ヶ月ほどで6倍ほどの約250円まで上昇しました。

こういった旬な仮想通貨に投資できるところは取扱い通貨数が多いメリットの一つですね!

ただビットコインやイーサリアム、リップルなどの主要通貨はコインチェックやGMOコインの両方で扱っているので、初心者の方はあまり気にしなくても良いと思います。

「できるだけ多くの仮想通貨に投資したい!」という方→「コインチェック」

「ビットコインなどの有名どころに投資したい!」という方→「どちらでも良い」

という感じですかね!

「取引手数料」で比較

手数料といってもその種類はいろいろあります!

今回比較する手数料はこの2つです。

①入出金手数料
→仮想通貨を購入するための資金を、預金口座から取引所へ移動させる際にかかる手数料

②売買手数料
→仮想通貨を売買したときにかかる手数料

入出金手数料

仮想通貨を購入するには、当然ながら取引所に入金することが必要となってきます。
その際にかかる手数料を比べてみましょう。

コインチェックの入出金手数料は、以下の通りです。

参照元:Coincheck公式

コインチェックで入金する際は「銀行振込」にすることによって無料で入金することができます。

コインチェックの入金用の口座は「住信SBIネット銀行」と「GMOあおぞらネット銀行」です。

振込手数料は別途負担しなければならないので、

住信SBIネット銀行かGMOあおぞらネット銀行のどちらかで口座を持っておくのが良いと思います。

そうすることで、振込手数料をかけずに入金することができます!

コンビニ入金やクイック入金の手数料はやや高めに設定されているため、

入金する際は銀行振込をオススメします。

一度の振込でまとまった金額を入れておくことで、手数料を節約することができます。

出金する際は、一律で407円と設定されています。

GMOコインの入出金手数料は、以下の通りです。

参照元:GMOコイン公式

GMOコインの大きな特徴は「即時入金サービス」です。

通常の振り込みと違って、

すぐに取引が完了するため、銀行の営業時間外でもリアルタイムで買い付け余力に反映されます。

しかも、

GMOコインが提携しているネットバンキング(GMOあおぞらネット銀行 / 楽天銀行 /住信SBIネット銀行 / PayPay銀行など)からの入金に一切の手数料がかかりません。

この即時入金サービスが利用できる提携銀行のいずれかの口座を持たれている方は、

GMOコインでの売買をオススメします。

また、出金は大口取引でない限り、一律無料となっています。

仮想通貨を売買するときの手数料

まず、コインチェックは取引所・販売所のどちらも「無料」となっています。

取引所?販売所?何が違うの?!

まず覚えていただきたいのが、

仮想通貨を売買する場所には「販売所」「取引所」というものがあるということ!

「販売所」と「取引所」のざっくりとした違い

販売所→販売所を運営する企業とユーザーで取引を行う
取引所→売買するユーザー同士で取引を行う

詳しい違いはまた別の記事でご紹介しますが、どちらで買うかによってかかる手数料が違います。

まず、初心者が圧倒的に売買しやすいのが「販売所」で、

コインチェックとGMOコイン共に販売所取引の手数料は無料となっています。

しかし、販売所には「スプレッド」という売りと買いのレート差があり、それが実質的な手数料になるので注意が必要です。

例えばビットコインの価格が100万円のとき、買うときの価格を103万円で売るときの価格が97万円と設定することにより、買ってすぐ売ることで利益を稼ぐことを防ぐのです。

このように売買価格に差をあたえて、短期的なトレードを防いでいるようなものが「スプレッド」です。

コインチェック・GMOコインのどちらもスプレッドが設定されていますが、

やや少しスプレッドが広く設定されているのがコインチェックの方です。

「取引所」で売買することをオススメしているので、このスプレッドを気にすることはありませんが、

どうしても「販売所」で楽して取引がしたいという方にはGMOコインがオススメです。

「販売所」と「取引所」のどちらで買ったらいいの?

という方は、また別の記事で解説します!

「アプリの使いやすさ」で比較

コインチェックもGMOコインも、

口座開設から入出金、仮想通貨取引までがスマホアプリ上で完結しますが、

極論、どっちが使いやすい?

と聞かれると、「コインチェック」と答えます。

コインチェックのアプリは、とにかく初心者向け

仮想通貨の取引がまったく初めての方でも、アプリを開けば購入まであっという間です!

初心者の方がとにかく扱いやすいように、アプリ内の機能もボタンも最小限に抑えられています。

無駄が一切なく、誰でも安心して使えるアプリになっているといえます。

対して、GMOコインは「中・上級者向け」といったイメージです。

GMOコインはコインチェックと比べて、アプリ内の機能が豊富です。

画面を4分割して銘柄別に見比べたり、チャートに線も引けるのでテクニカル分析がしやすく、

チャートのカスタマイズの幅広が特徴です。

他にも、取引所での現物取引や仮想通貨のFX取引もアプリ1つでできます。

GMOコインのアプリは、

良くも悪くも「アプリ内で何でもできちゃう」といった感じです!

コインチェックのようなシンプルな作りではないけど、機能が圧倒的に豊富。

ただ、初心者は慣れるまで時間がかかりそう、、、といったところですかね。

「最低投資額」で比較

最近こんな声をよく耳にします。

1BTCって500万くらいするじゃん?
そんなお金持ってないよ、、、

安心してください。

仮想通貨には株でいう「単現株」という制度がないので、小数点以下の単位で購入することができます。

GMOコインコインチェック
販売所0.00001BTC500円
取引所0.0001BTC0.001BTC

GMOコインとコインチェックどちらも、とても少額からビットコインを購入することができます。

例えば「1BTC=500万」だとすると、

GMOコインの販売所の最低取引額は「0.00001BTC=50円」なので、

50円からビットコインが買えちゃう!ということになります!

ここまでの少額は極端な例で、500円くらいから投資してみると良いでしょう。

となると、GMOコインもコインチェックも約500円くらいから投資することができるので、

どちらも始めやすい取引所だと思います!

まとめ

いかがでしたか?

最近、CMや広告でよく見かけるコインチェックとGMOコインを徹底比較してみました。

ざっくりまとめるとこんな感じ。

コインチェックが向いている人

コインチェックはとにかく初心者向けで、アプリが使いやすいのが特徴です。まるでショッピングサイトのようなアプリ設計で、誰でも簡単に売買することができます。販売所のスプレッドがGMOコインより高いのが難点ですが、数十万円の取引がない限り気にすることはないかもしれません。

加えて、販売所の品揃えが多いのもコインチェック。国内の他の取引所では取り扱いの無い暗号資産をいち早く入手したい方はオススメです。投資の幅が広がり、楽しく仮想通貨取引ができるでしょう。

まさに仮想通貨の初心者に適した取引所で、僕もコインチェックでビットコインデビューしました!

コインチェックがおすすめな人

・仮想通貨未経験者
・より多くの銘柄に投資したい人
・難しい操作が嫌いで、簡単に投資を始めたい人
・少額から自動積み立てしたい人

GMOコインが向いている人

GMOコインは初心者〜上級者まで、幅広い層が取引を楽しめるような取引所になっています。アプリたった1つで、シンプルな仮想通貨取引や細かいチャート分析ができたり、暗号資産のFX取引もできます。暗号資産FXは手元資金以上の金額で取引ができるので上級者向けですが、アクティブが取引が楽しめるので慣れてくると利用してみるのも良いかもしれませんね!

実は、「取引所でのビットコインの最低取引額が低い」というのも大きな特徴のGMOコイン。コインチェックの「0.001BTC」に比べて、GMOコインの取引所の最低取引額は「0.0001BTC」となっています。「スプレッドがない取引所でより少額で積み立てたい!」という方はGMOコインが向いていますね。

僕が今メインで使ってるのはGMOコインです!

GMOコインがおすすめな人

・仮想通貨取引に慣れてきた人
・チャートを細かく見ながら取引したい人
・少額から「取引所」で取引したい人

このように微妙な違いではありますが、取引所によって様々な特徴があります!

今のところ「絶対ここが良い!」というずば抜けた取引所は無いので、本当に人それぞれだと思います。

ただ、取引所によって特徴は大きく異なってくるので、自分に合った取引所がどのなのかを考えながら探してみてください。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました!
投資で明日を明るく!未来を明るく!